2012-05-20

ももクロ@横アリ2日目


ももクロ春の一大事2012 横浜アリーナまさかの2DAYS、2日目は「見渡せば大パノラマ地獄」!
アリーナCで観ました。PA側から見て左斜めうしろのところ。
文句のつけようもないくらい良かった!!!

タイトル通り、中央に大きな円形ステージと、横に長い花道があるだけのセット。サブステージ的なものもなくて、正真正銘360°観客に囲まれてる。もうこれだけでテンションあがる!

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いつものようにオープニングムービーから始まるんだけど、その後OVERTUREがかかるのではなく白い旗を持った人が大勢登場。
この時わたしは一瞬がっかりしたんですよね。Perfumeが好きなのもあって(彼女たちはバックダンサーなどを使うことがなく、東京ドームでさえステージ上に3人だけでやりきった)、ゲストやバックダンサーに頼らずなるべく5人だけでやってほしい気持ちがあるから。ももクロちゃんの場合はゲストや演出で5人以外がステージに上がるのもアリだと思うけど、極楽門の映像を見てバックダンサーは絶対にいない方が良いと思って。
だからこの日も最初からももクロ以外の人が出てきちゃったなぁ、閻魔様がどうとかオープニングムービーで言ってたけど川上さんが出てきて茶番劇始まったらどうしようって。

yokoari04.jpgでもそんな心配をよそに、フラッグ隊のパフォーマンスはめちゃくちゃかっこよくて。でも旗を持つ「人」が目立つことは決してなく脇役に徹していた。これから何が始まるのか全く予想がつかずに圧倒されている中、フラッグ隊は輪を作り大きく旗を振り、現れたのは動く360°スクリーン!そこにドクロやドラゴンの映像が映しだされたときは、どよめきが起きた気がする。もうももクロらしいかとかアイドルのコンサートにしては、とか関係ないほど純粋にかっこいい作品でした。

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そしてパッと旗を下ろした中央にはいつの間にかももいろクローバーZの5人が!この衣装がまたカッコ良かった。漫画的?SF的?で似合ってた。
そして1曲目から『Chai Maxx』!!
今日は可愛いアイドルもしくは色物的な面白さのももクロではなく全力ライブがウリのももクロとして攻めまくるというのがガンガン伝わってきました。

あとはあんまり細かいこと覚えてないのでざっくりと順不同で笑
挨拶の時や5人が絡む振りの時はPA側やその逆を使っていたけど、思った以上に円形をしっかり利用していてわたしの斜めからの位置でも全然気にならないくらいでした。見にくい位置にいるときは潔く諦めてステージ真上のスクリーンで表情を観れたので、近すぎず遠すぎずの席で良かったかも。

MCでは360°から見られている分ごまかしが効かないのをアピールするのはいいんだけど、しおりんが「くちびるが歯にくっついちゃったらいつも後ろ向いた時直してるのにどうしよう」って言ってたりももかは髪型崩れたらエラが丸見えになるって気にしていたり可愛かった。喋り出すと素に戻るのがいいよね。

印象的だったのが、『LOST CHILD』の間奏で一人一人倒れるところで、ベルトコンベアのようにドーナツ型の模様のところが回り始めたところ。それまでただの模様としか思っていなかったところが動き出すタイミングとして最高にかっこよかった。盛り上がる曲のサビとかじゃなくてクールなところで使うのが粋ですね。

あとほんとにあんまり覚えてないな・・・笑 踊ったり叫んだり夢中だったもんな。
ワニシャンでトースターで登場したところとか扇子出さなきゃ~と思ってちゃんと見てなかったし笑

全体的な話になってしまうけど、兎に角お客さんの一体感がものすごかった!お客さん同士も360°で対面していて声や動きが届きやすいから相乗効果的に熱が上がっていた感じがする。前方の席と後方の席とか全く関係なくなっていた。キャパが大きい分ファンの濃度が薄まっていてもおかしくないし実際に確実に若い人や女性が増えていたと思うけど、たとえコールがわからなくてもしっかりペンライトを振っていたりとか、いい空気でした。古参の方からするとまた違うかもしれないけど、あれだけのキャパで、しかも1年ほどで急激に増えたから大多数はライブ初めてとか数回しか経験していないと思われるのに、あんなにコールが揃っているのは感激したなぁ。みんなDVDとかで覚えたのかしら。この日のライブの満足感の半分はこのお客さんとの一体感があったからこそだな。

『走れ!』でいつものように照明が消えてサイリウムだけになるのも一段と綺麗だった。けど、わたしはそれよりも未だに毎回お客さんのサイリウムで感激してくれるももクロちゃんが好きだ!
怪盗少女で濃密な本編が終わり、興奮したままのアンコールに応えて流れたのはOVERTURE!!最初にかからなかったことなんてすっかり忘れてたところでの不意打ちと、客席のテンションが既に高いところでこの曲がかかったのとですごい盛り上がりでかっこよかった!!勿論コールの声もものすごく大きくて。
そこで披露されたのが新曲『PUSH』!爽のCMで印象的なメロディはAメロになり、全然違う印象の曲に(良い意味で)。キャッチーで詞もわかりやすくて、何よりオリンピックにぴったりで!かと言ってただの応援ソングではなくて、ももクロ自身のことにも取れるようなところが良い(ももクロはどの曲もそんな感じだけど)。これまで着実にファンを増やしてきて最近一気にメディア露出が増えたももクロちゃんだけど、大型タイアップのついたこの曲でオリンピックの波にも乗って完全に売れるんだろうなぁっていうサクセスストーリーを勝手に思い描いて泣きそうになりました。だから曲が終わってこれがカップリングと知って唖然・・・笑  これより更に良い曲が用意されているのか、また賛否別れるインパクト重視の曲がリード曲になるのか(わたしは労働讃歌やZ伝説も大好きだけど、そろそろ違う面も見せるべきかと)楽しみなような不安なような。ね。

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そして最後は『あの空に向かって』。初めてライブで聴けて、初めて「世界のももクロNO.1」が叫べて本当に嬉しかった!この大切な曲をやるに相応しいライブの内容だったから感激もひとしお。

曲が終わって本当の最後、ひとりひとり喋る時は、涙を見せながらも自信に満ちあふれている感じがした。あーりんの「この5人なら絶対にどんな壁も乗り越えられる。(中略)もう怖いもんなしだなって思っちゃいました。」って言葉とか、頼もしくってちょっと寂しいくらいだった。今まで大きなライブでは必ずといっていいほど最初から泣いていたりした純粋で可愛いももクロちゃんだったのに今回はほとんど涙を見せずに終始かっこよくて、成長した姿に正直物足りなさもあったり。
ももクリ2011のオープニング、緊張したり泣きそうだったりする5人にとって沢山のファンは立ち向かうべき壁のようだったけど、ももかが「パノラマ地獄というタイトルだけど、みんなに囲まれてる時点で天国だから」と言ったように、ももクロにとってファンは信頼出来るホームになったんだなぁと思いました。
ももクロちゃんがせりで降りかけていた時、BGMの『あの空に向かって』インストに合わせてどこからともなく「世界のももクロNO.1」コールが。一瞬で会場全体でのコールになって鳴り止まないの。ももクロちゃんたちも驚いた表情で。奇跡みたいに綺麗な瞬間でした。わたしは見逃しちゃったんだけど、その時あーりんが号泣したらしい。ステージ上で滅多に泣かないあーりんを泣かせたのがモノノフだというのがすごい。ファンのキモい幻想と言われてもいいけど、ももクロとモノノフは互いに支え合っている絶妙な関係なんだというのをこの日はすごく感じました。イメージとして、売れない時はファンに頼る部分が大きくて、売れすぎるとファンが見えなくなってしまいそうだけど、ももクロはこの規模になってもファンのことが大好きな気持ちが変わってないしそれがすごく伝わってくるんだ。

というわけで、いいライブでした。本当に・・・!
無駄がなく、中だるみもなく、ももクロのかっこよさを最大限に引き立てる演出。用意された舞台で最高のパフォーマンスをするももクロと、それに応えるように精一杯の声援を送る観客。
一日目が楽しいながらも気になるところがたくさんあっただけに、それに今までの大箱ライブでも何かしら個人的にいらないなと思う演出があったので、こういうこともできるのかとびっくりしました。演出側のポテンシャルを舐めてました笑
あえて不満を挙げるとすれば、キミセカとかここで聴けたらかっこよかっただろうなとか、ももパン
SuperGirlも聴きたかったなとか。あとはモニターの映像は意識して見上げなければ視界に入らなかったから良かったものの変に凝らなきゃいいのになっていうのと。なんであんな所にお金かけてるのか分からないけどあれはダサい。普通に顔のアップ映してくれるだけがいい。歌詞はコールしやすいようにあってもいいと思うけど。
あとは怪盗少女の派手になったのとか衣装も可愛かったし、大満足でした。素晴らしすぎて、次のライブに行く意欲が減るくらい。CDでもライブでもそうだけど、あんまり良い物に出会ってしまうと満足してその後への興味がなくなっちゃうんだよね・・・。

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最後に、二日間の感想として。
Twitterでみた感想の受け売りもあるけど、1日目のエンターテイメント性の高いライブ、2日目の純粋にパフォーマンスを見せるライブ、どちらもももクロだよなぁと。個人的に1日目はもっと高いクオリティを目指せるとは思うけど、これだけ絶賛した2日目でも、こういうライブばかりになるとするとそれはそれでつまらないんだよね。今までは割と、大箱のライブは派手な演出のお祭りで、ライブハウスでは誤魔化しのない全力のももクロを、って感じで差別化されてたけど、もうライブハウスのキャパでは難しくなってるから、そういうももクロを大箱で見せるとするとこうなりますよっていうのが2日目なのかなと。

それから、めざましテレビの特集を観てやっと実感できたんだけど、二日間全く違うことをするのって滅茶苦茶大変なんだろうね。一日目のソロのプレッシャーや新しい曲を覚える労力はわかるけど、二日目のフォーメーションを変えたり円形ステージのポジションを覚えることの難しさっていうのは素人にはなかなか伝わりづらかった、というか全然考えずに観ちゃってた。だからこうすればよかったって話ではないんですが・・・実際は苦労したのに余計なものを削ぎ落したシンプルなライブという感じに思っている人が多そうなのはなんか勿体無いなって。あ、でもそうなると二日目にももクロちゃんたちがそんなに泣いたりしなかったのは場慣れしちゃってもはや試練が小さかったわけじゃなくて、もっと色んな意味で成長したからってことか。

これ書くの放置している間にとっくにこども祭りが終わっちゃったりしてますが、また新しいパターンのライブでしたね。すごいなー。ももクロの一番の魅力が彼女たち自身っていうのは絶対だけど、やっぱり大人が次は何を仕掛けてくるかは楽しみ!

★セットリスト★
OPENING FLAG SHOW
01. Chai Maxx
02. DNA狂詩曲
03. ピンキージョーンズ
04. CONTRADICTION
05. LOST CHILD
06. Z伝説〜終わりなき革命〜
07. キミノアト
08. 天手力男
09. BIONIC CHERRY
10. ワニとシャンプー
11. ココ☆ナツ
12. ミライボウル
13. Believe
14. 労働讃歌
15. ももクロのニッポン万歳!
16. オレンジノート
17. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
18. 白い風
19. 走れ!
20. ツヨクツヨク
21. 行くぜっ!怪盗少女
<アンコール>
22. PUSH ※新曲
23. スターダストセレナーデ
24. コノウタ
25. あの空へ向かって

ももクロ@横アリ1日目

ももクロ春の一大事2012 まさかの横浜アリーナ2DAYS

いってきました!!!
1日目「ももクロ★オールスターズ2012」は六本木ヒルズでのライブビューイング、
2日目「見渡せば大パノラマ地獄」は横浜アリーナ、アリーナCにて。

長くなりそうなのでとりあえず1日目からー!
映画館で観たので会場で観た方の感想とはズレるかと思いますが。


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1日目の目玉のひとつが『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』のカップリング『DNA狂詩曲』(良い曲!超良い曲!!)のライブ初披露でしたが、それを1曲目に持ってくるっていうのがすごーく興奮しました。出し惜しみしない心意気というか。ももクロちゃん登場の興奮と相まってちょっと泣いた。
ただ初披露というのとこの曲が元々コールしにくいのとで盛り上がりに欠けた感は否めないけど笑
でもその後も最初のブロック全て新しい方の曲からやるなんてまたびっくり。タイトルからも時期的にも、発表されてからずっと昨年のあかりん脱退ライブを思わずにいられなかったけど、そんなこと一瞬で忘れさせられたし、成長した今のももクロを見て!という感じがした。

そしてソロコーナー!

・しおりん
いかにも80年代アイドルな、わたし好みの曲!しおりんの癖のない歌声にも合っていて良かったー。単純に好きです。衣装がもっと可愛かったり派手だとうれしかったなー。

・れにちゃん
嫌いじゃないけど、前回も演歌だったので違うテイストのが聴きたかったなーというのが正直なところ。れにちゃんの女の子らしい可愛い声は他のジャンルでも映えると思うし、演歌だと声量のなさが目立っちゃう。それからサビの「龍飛崎(たっぴさき)」というのがメロディに全然ハマってないのがわたし的に許せない!れにちゃん歌詞忘れて自信なく唄ってるのかと思ってたら最初からハマってないだけで合ってた。ただ美人さんなので着物姿すごく可愛かった。

・あーりん
あーりん×ヒャダインは無敵ですね。昨年の『だってあーりんなんだもーん☆』に勝るとも劣らない神曲!最初の「さーさき!おい!さーさき!おい!」の悪ふざけ感ったら衝撃で、一気に盛り上がりました。そしてステージでひとりで立つあーりんの貫禄ね!笑 台詞っぽいところがあるしコミカルなのでテンション的にもひとりでライブで歌うには難しい曲だと思うんだけど、完全に歌いこなしてました。アイドルって、親のような気持ちで見守ることが多いものだけど、あーりん、いや佐々木プロに関しては信頼して見ていられる感じ。大きな会場とステージにひとりでも大きいと感じさせなかったのはこの日あーりんと松崎しげるだけだったんじゃないかと笑

・ももか
在日ファンクも好きなのでアガったー!もうちょっとももかに寄せた曲でも良かったとおもうけど笑 こういうはっきりしたメロディがないような曲でもちゃんと自分のものにしてたからかなり練習したんだろうな。でもそういうことよりもハマケンとのやり取りが心から楽しそうだったのが印象的で良かったです。でもハマケン目立ちすぎてびっくりした。7番勝負やウレロに出てたとはいえどれだけの人が知ってるんだろ…。気になったのは折角の生バンドなのに演奏が全然聴こえなかったこと!会場はどうだったのかな。DVD化の時にはしっかり音出して欲しいです。衣装が在日ファンクと合ってなかったのと、黒塗りするならアイメイクも派手にしないとーっていうのも気になったけど時間的に仕方ないのかしら。恋はあせらずのしおりんとれにちゃん滅茶苦茶可愛かった!

・かなこ
70年代グループサウンズ!こちらはバンドの音もしっかりわかってかっこよかった。でも始まる直前モニターに「ざ・わいるどわんず」って出たけど正直聞いたこともなくてポカーンとしてしまったよ。Aメロの暗さがかっこ良くて好きなのでサビがちょっと単純でつまんないかな。まぁかなこには明るい方が合うんだけど!衣装が可愛くて曲にもかなこにも似合ってて、ワイルドワンズの皆さんの衣装も合っててバンド感が出てたのがすごく良かった。かなこもバンドの皆さんも楽しそうに共演していたのが見ていて気持ちよかったなー。

その後の出し物的なのは一旦置いておいて(笑)、ユニットがまた良かったですね。

『事務所にもっと推されたい』
これ笑ったー!今までそんなにネタにしてなかったと思うんだけど、言われてみればわかるってところを歌ってたので、「今まで言わずに我慢してたけどもう耐えられない!」感が出てたのがおもしろかった。でも後から思ったけど、これはメディアへの出方とかに関しては二人は不遇なところがあるかもしれないけど、ももクロファンの中では人気に偏りがないからこそネタにできるんだよねー。その場でネタにできたとしても実は二人傷ついてるかも~みたいな心配をしなくていいくらいの愛され方をしてるのは幸せなことだよね。あと途中で「推されたい~」じゃなくて「言えてね~」って入れてくるところが上手いなぁと思いました。「二人と観客」が一瞬で「れにちゃん・観客 対ももか」っていう関係に変わった感じが気持ちよくて、初めて聴いたのに一緒に歌えた。そもそもこの二人の組み合わせ自体ちょっと珍しいので化学反応が起きてる感じが楽しかったなぁ。

『シングルベッドはせまいのです』
ただただ萌えた。まんまと萌えた。美少女ふたりが一緒に寝ようよ~やだこないでよ~って言ってるっていう妄想みたいな世界が実話だからすごい笑 とにかく玉井さんのパジャマ姿が可愛すぎて!!!百田さんも勿論かわいかったんですけど玉井さんのロリっぽさがたまらんかったです。ほとんど二人喋ってるだけだから曲としてはなんとも言い難いところだけど、二人共喋り方が無茶苦茶可愛いので聴いてるだけで幸せですヒャダインありがとう。

そ・し・て!あーりんソロ!!
「なんでわたしだけユニットないのぉ?」「推されたい?推さてるじゃ~ん!」ってぶーたれた小芝居からの『だってあーりんなんだもーん☆』っていう流れが素晴らしかったです。あーりん推しとしてはちゃんとした衣装でまたこの曲をやってほしい!ってずっと思ってたけど今回ソロ二曲とは思ってなかったので嬉しかったー!しかも他の4人をバックダンサーにしちゃうっていう演出があーりんぽさを出してて良かった!終わったあとソロでも緊張するそぶりを見せず「あ~楽しかった☆」って満足そうなところまで含めて最高。その後のニッポン万歳でその衣装のままってところも最高。


で、特に賛否両論すごかったコラボコーナーですが・・・笑

まず悪かった点
・ゲストのおじさん率…!笑
ソロは60年代・70年代・80年代・90年代・演歌と意識して分けたっぽいのでワイルドワンズ、在日ファンク(はわたしがファンだからいいんだけど笑)のゲストはいいとして、やっぱりコラボ相手でもうちょっとバランス取ったほうが良かったんじゃないかなぁ。かといって流行りのタレントとか若手芸人とか出てきても消費型のエンタテインメントって感じでちょっと嫌だから、大御所的な人呼ぶのはいいと思うけどもうちょっと若者にも知名度ある人なら良かったなぁ。やっぱりサプライズのゲストって出てきた瞬間おおっ!てなるの大事だよ。
・指原さん
AKBの人が出ること自体は別にいいと思う。実際AKBって文字が出た時すごくびっくりしたしどよめいたし。でも、前日くらいに指祭りだっけ?アイドルイベントがあることは発表されてたので、指原さんが出てきた瞬間その話だろうなって分かっちゃった。サプライズ要素が少なくて宣伝に使われたようにしか見えなかった。指原さんが一曲歌ったのも宣伝以上の何かあったかなぁ?(あの曲可愛いけどね) 翌日メディアに大きく取り上げられたから事務所的にはいいんだろうけどさ…。
・バランスとか流れとか
ソロがあるから5人の既存曲が少なめなのは仕方ないけれど、初めて観る人は特に5人の曲聴きたいわけで、そんな中で指原さんに丸1曲、松崎しげるに2曲時間を取られるのは如何なものかと。。松崎しげるは知名度も歌唱力もあるから盛り上がってたし良いんだけど、デュークエイセス、指原さんからももクロ要素が弱い曲目が続いたのですごく中だるみしてた。筑波山麓合唱団も元々知らない身としては何の時間か全く分からなかったです…。この曲と指原さんカットしてももクロ曲2曲やれば批判してた人の印象は全然違ったと思います。

P_Apr23_075721良かった点
・セーラーにヘルメットのしおりん可愛い
・タキシード着ておじさんの中で楽しそうに歌うれにちゃん可愛い
・西武ドーム発表のリアクション面白かった


それとこの後のユニットが素晴らしかったので、終わったときには色々思うところもあったけど結局めちゃくちゃ楽しかった!よかった!ってなりましたわたしは。もうファンやめるとか最悪だったとか言ってる人の気持ちは全くわかりません。ももクロオールスターズってタイトルからソロやユニットがメインなのは分かってたし。
でも、素晴らしかった2日目を観たあとでは、1日目ももうちょっと完成度の高いものにできたんじゃないかな?と思わざるをえません。

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あ、あと、ステージセットがしょぼいなぁと思いました。
滑り台の登場は可愛かったけど、白にシンプルな絵柄で、曲中の背景もそこばかりになるので華やかさが足りなかった。ももクリみたいに電飾がついていればよかったのに。現場ではそんなこと気にならないだろうけどやっぱりライブビューイングで映像になってしまうとそういうのも大事だし、ましてやこれからDVD、Blu-ray化されたときにこういうところで大きく価値は変わってくると思うんだけどな。余談ですがそういう意味で中野サンプラザも画面の地味さがいつも気になってしまいます。内容はめちゃめちゃ良いのに。震災後で照明等減らしたって聞いた気がするのでそれは仕方ないけど。

なんだか批判多めの感想になってしまったけど本当に楽しかったんだよ。笑

ライブビューイングは初めてでしたがほんと行って良かった!
6、7割の人が立ってコールしたり踊ったりしてたと思います。映像も期待していたよりずっと綺麗で、新しい曲ばかりの1日目では表情や衣装やフリや見やすいライブビューイングで正解だったと思いました。大箱ライブの時はこれから毎回やってほしいなぁ。回を重ねると映画館で立って盛り上がろうとする人も増えてより楽しいだろうし、映像や音響のクオリティも上がるだろうし、期待が高まる。座って観たい人は不満もあったかもしれないけど、初心者も行きやすいだろうしね。


2日目につづく!



★セットリスト★
オープニングムービー〜overture「ももいろクローバーZ参上!!」
01. DNA狂詩曲
02. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
03. LOST CHILD
04. BIONIC CHERRY
05. 労働讃歌
06. 涙目のアリス / 玉井詩織
07. 津軽半島龍飛崎 / 高城れに
08. あーりんは反抗期! / 佐々木彩夏
09. 教育 / 有安杏果 with 在日ファンク
10. 恋はあせらず / マス寿司三人前(有安杏果、玉井詩織、高城れに)with 在日ファンク
11. 渚のラララ / 百田夏菜子 with ザ・ワイルドワンズ
12. …愛ですか? / 玉井詩織 with 横森良造
13. 筑波山麓合唱団 / デューク・エイセスと1匹(高城れに)with 青空球児・好児
14. 街の妖怪さん / 高城れに with デューク・エイセス
15. それでも好きだよ / 指原莉乃
〜松崎しげる歌唱「愛のメモリー」「地平を駈ける獅子を見た」〜
16. Chai Maxx
17. ツヨクツヨク
18. 事務所にもっと推され隊 / 事務所に推され隊(有安杏果&高城れに)
19. シングルベッドはせまいのです / ももたまい(百田夏菜子&玉井詩織)
20. だって あーりんなんだもーん☆ / 佐々木彩夏 with ももメイツ
21. ももクロのニッポン万歳!
<アンコール>
22. 行くぜっ!怪盗少女
23. 走れ!
24. コノウタ(ももクロ☆オールスターズ Special ver.)